WordPress(ワードプレス)でサイトやブログを始める時に注意しておきたい点をいくつか。
WordPressは非常に便利で高機能なツールですがサーバーを選定する上でいくつか知っておかないと失敗する可能性も秘めています。
WordPressにおすすめのサーバーについて
サーバー選びの注意点
WordPressはCMS(コンテンツマネージシステム)と呼ばれる仕組みで自動で様々な機能が付いている。これはPHPとMySQLデータベースにより動作するものでまず当然ながら選ぶサーバーは
PHPとMySQLが使用できるもの
であることが最低限必要な事です。
で、このPHPというプログラムにはphp.iniという初期設定があってコレがサーバーによって制限がかかっていたり特殊な設定になっていると
WordPressを拡張できる様々なプラグインが上手く動かない
という困った状況が発生します。
ここがWordPressサイトのサーバー選びの肝になります。
また、WordPressは世界でもっとも利用されているサーバーであるが故に同時に多数のセキュリティリスクを抱えているツールでもあります。頻繁なアップデートはされますがサーバー自体にセキュリティホールがあっては意味がありません。
その為、セキュリティ管理が万全なサーバーが重要です。
「安さ」だけでサーバーを選ぶと、某サービスのように過去に深刻な被害(サイトの改竄など)を受けたサーバーを選ぶことになったりします。
また、WordPressはデータベースで記事を管理するので、バックアップ体制も大切です。不測の時に記事データが全て消去するという事がありえるのです。
WordPress(ワードプレス)でおすすめのサーバー比較
個人、中小規模レベルでもっとも信頼が高く料金もそれなりで利用できるのがエックスサーバー社のサーバーです。
月額料金が500円~1,000円程度と非常にリーズナブルでありながらセキュリティ対策やバックアップも万全。毎日最大7日分のバックアップを自動で取り続けるなど条件やサービス内容も他を寄せ付けません。
10年近くサイト制作をしていますが、個人的サイトはもちろん仕事でもクライアントのホームページは90%以上エックスサーバーを使用しています。PHP.ini設定も柔軟で過去にプラグイン関連や運営でも問題に当たった事がありません。まさに安心と信頼のサーバーです。
管理画面やサポートも非常にわかりやすく親切で「ここにしておけば間違いない」と太鼓判を押せるサーバー社です。
エックスサーバーとWpxの違い
エックスサーバー社には「エックスサーバー」と「Wpx」の2つのサービスがあります。
前者は通常のサーバー、WpxはWordPressに特化したサーバーで通常のサイトよりもWordPressを高速で動かすというメリットがあります。その代り、WpxはWordPress以外のサイトを作成する事は出来ません。
またWpxでもさらに分離したWpxクラウドというのがあり、こちらら1サイトしか運営できませんが月額500円から利用できるので初めてサイトやブログを始める方には人気のサービスです。利用状況に応じて後からプランも変更出来るのも魅力です。
エックスサーバー | Wpx | Wpxクラウド | |
比較プラン | X10 | スタンダード | グレードA |
初期費用 | 3,000円 | 2,500円(時期により) | 0円 |
月額費用 | 1,000円 | 1,000円 | 500円 |
容量 | 200GB | 30GB | 10GB |
独自ドメイン | 無制限 | 10 | 1 |
データベース数 | 50 | 10 | 1 |
転送量(目安) | 50GB/日 | 50GB/日 | 300GB/月 |
WordPress簡単インストール | ○ | ○ | ○ |
使いやすさ | ◎ | ◯ | ◯ |
サイト | エックスサーバー![]() |
wpXサーバー ![]() |
お金に余裕があり、複数のサイトを運営する予定があるなら「エックスサーバー」、WordPressしか運営しないのなら「Wpx」、少額でまず1サイトのみ初めてみるなら「Wpxクラウド」がお薦めでしょう。
まとめ
WordPressサーバーを比較する上での注意点のまとめ
- phpは快適に動くの?
- php.iniの設定は使いやすい?問題出ない?
- セキュリティは大丈夫?
- バックアップ体制は整ってる?
- 過去に問題出ていない?
- WordPressはしっかり動く?安定してる?
で、上記をしっかりとリーズナブルに満たすのがエックスサーバーというわけです。
各サーバーの設定やドメイン、WordPressの設定方法は以下をご参考下さい。